賃貸併用住宅購入のステップ-【第1ステップ】場所や広さなど、希望内容を整理!

最初に行うのは、「希望条件を明確にする」ということです。マイホームであると同時に賃貸物件でもあるので、両方の視点で考える必要があります。
次のような項目を決めていきましょう。

 

1.上限の予算

年収、勤務形態、そして用意できる自己資金により、住宅ローンがいくら借入れできるかをまず出すことができます。これで、実際に購入可能な予算の上限が決まります。
なお、返済比率が年収の35%以内に収まるのが基準です。

 

2.住居部分の必要な広さ

現在、および将来考えられる家族構成などから、住居部分で最低限必要な広さや部屋数が決まります。

 

3.毎月の希望収支

住居部分の広さに対して、希望する毎月の収支(家賃収入とローン返済のバランス)に近づけるように、可能な範囲で賃貸スペースを追加します。
例えば、ローン返済10万円に対して家賃収入が12万円欲しいので、家賃6万円で貸せる部屋を2部屋、といった具合です。(住宅ローン利用のため、賃貸部分の面積は全体の50%未満にします)

 

これにより、建物全体の大きさと建築価格の概算を出すことができます。建築価格の目安が立てば、上限予算からそれを引いて購入できる土地の価格が決まります。
また、建物の大きさが決まることで、必要な土地の面積もほぼ決まります。そして、土地価格と土地面積から、土地の坪単価を計算できます。すると、その坪単価で購入できるエリアの絞込みに入れるのです。

 

4.立地

土地を購入可能なエリアを絞りこめたら、その中から住みたいと思うエリアを特定して行きます。
この際、賃貸部分が埋まりやすいエリアかどうかも考慮します。

 

 

 

なお、はたらくおうちではこのようなご検討をすべてサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。