入居者と同じ建物に住むこと-賃貸併用住宅だから、入居者も集まりやすい

オーナー(大家)が同じ建物に住んでいると、入居者がそれを嫌って賃貸部分が埋まりにくいのではという考えもありますが、反対に大家が同じ建物にいることで、メリットもあります。

 

一般のアパートやマンションのオーナーはその物件とは違う場所に住んでいて、物件自体には住んでいません。すると、物件に対する管理が行き届かなくなることも多いのです。

 

しかしオーナーが同じ物件で暮らしている賃貸併用住宅であれば、オーナーの目が隅々まで行き届きます。
自分も住んでいるので、仮にごみが落ちていたなどのことがあってもすぐに気づくでしょう。そうすれば、管理会社や掃除業者に、すぐ申し付けて清掃をすることができます。

 

すると、オーナーが一緒に暮らしている賃貸併用住宅では清掃などが行き届いていることが多くなり、入居者や入居検討者の印象もかえって良くなるということが、多くあります。

 

結果的に、近隣の一般の賃貸物件よりも、賃貸併用住宅の方が入居率が高くなることも多いのです。