入居者と同じ建物に住むこと-賃貸併用住宅だから、女性の入居者も入りやすい

女性の一人暮らしは何かと不安が多いので、「大家さん(オーナー)が近くにいてくれた方が、いざというときに安心だから」と考え、オーナーが一緒に暮らしている賃貸併用住宅が、女性に積極的に選ばれるという側面もあります。
特に地方出身者などで、それまでずっと家族と暮らしていた女性が就職などを機に首都圏に出てくることになった時、知っている誰かが常に近くにいる生活を求めるのです。

 

また、賃貸部分の内装や外装を女性好みにしたところ、女性のみならず男性にも選ばれるようになり、男女の入居率が半々くらいになるといったこともあります。
そのような場合に入居を決めた男性に理由をたずねると、「かわいい部屋だったからここにした」という回答も多いのです。女性好みの部屋は、男性にも好まれるようです。

 

これから建てる賃貸併用住宅の賃貸部分を、必ずしも女性好みにする必要がある訳ではありませんが、女性に好まれるものをイメージして造ると、大きくはずすことが少なくなります。
「女性に選ばれる」というのも、大切なことなのです。