賃貸併用住宅のメリット-万一ローンを払えなくなっても、裏技があるって本当?

ローンを組んで家を購入する際に最も不安になるのは、「ローンの返済ができなくなったらどうしよう?」ということではないでしょうか?

 

何かの事態で収入が減ったり、なくなったりすると、家を手放さざるを得なくなります。
さらに家がうまく売却できなかった場合は、最悪、自己破産ということも起こり得えます。

 

この点で賃貸併用住宅は、ローンを返済できなくなるリスクが、かなり低いと言えます。
通常の給料収入に加えて家賃収入が入ってくるので、ローン返済の原資が「二本立て」になります。
何かの理由で給与が少なくなったり、逆に賃貸部分の稼働率が下がって家賃収入が減ったり、ということが起きても、もう一方の収入でカバーできる可能性が高くなります。

 

それに、賃貸併用住宅で使う住宅ローンの借入可能金額は、借入する方の勤務形態、勤務年収で、ほぼ決まります。したがって原則、「勤務による年収」で返済できる範囲でしか住宅ローンは組めないので、家賃が入ってこなくても返済が可能なはずです。
しかしながら、なんらかの理由で年収が下がったり、勤務先をリストラにあったとしても、家賃収入で返済をすることができます。

 

それでも万一、どうしても返済が困難な状況になった際には、オーナーの居住部分も賃貸に出すことができます。(※)
そうすればローン返済額の倍額近くの家賃収入が入ってくるので、オーナー自身は家賃の安い、別の賃貸物件に住むことで資金繰りを回す、という方法も取ることができます。

 

賃貸併用住宅はこのように、リスクを軽減する防波堤が何重にもありますので、ローン返済不能になるというリスクが非常に低いのです。
そして、しっかりとローン返済さえしておけば、将来は何千万円という大きな資産が自分のものになります。

 

※住居部分を賃貸に出すことは、住宅ローンを貸し出している金融機関に許可を得る必要があります。