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賃貸併用住宅のハウスメーカーを比較検討する際の注意点やポイントをご紹介します

賃貸併用住宅のハウスメーカーを比較検討する際の注意点やポイントをご紹介します

賃貸併用住宅の取り扱いがあるハウスメーカーを比較するには?

賃貸併用住宅の取り扱いがあるハウスメーカーについて調べて比較するには、正確な情報を集めなければなりません。ハウスメーカーの情報は、主に以下から得ることができます。

  • 住宅雑誌・情報サイト
  • 公式HP
  • カタログ・パンフレット
  • SNS・口コミ

このように、さまざまなところから情報を得ることができますし、そもそも賃貸併用住宅を取り扱っているのはハウスメーカーだけではありません。情報が多いと、どれをどう比較すればいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
比較する際には、ある程度情報は絞る必要がありますが、特に深く考えずにハウスメーカーから会社を比較検討しようとされている方は要注意です。

今回は、ハウスメーカーの特徴や比較時の注意点、そしてハウスメーカー以外で賃貸併用住宅を取り扱っている会社をご紹介します。ハウスメーカーを比較する前に、本コラムを読んでいただくと、情報も絞りやすくなると思います。

賃貸併用住宅を取り扱うハウスメーカーの特徴

賃貸併用住宅を取り扱うハウスメーカーには、どのような特徴があるのかをまずは見ていきましょう。特徴を知ることで、ハウスメーカーと他の会社を比較する際の参考になるでしょう。

  • モデルハウスを見学できる
  • 支店や営業所が多く、対応エリアが広い
  • 資材を一括で仕入れたり、工場でプレカットするため工期が比較的短い

このような特徴があることから、建築に強く対応エリアが広い印象を持たれると思います。しかし、賃貸併用住宅は建築するだけではなく、賃貸経営を前提として計画を立てる必要があります。そういった側面を踏まえて考慮すると、ハウスメーカーを比較する際にはいくつか注意すべき点があります。

ハウスメーカーを比較する際の注意点

賃貸併用住宅は、住宅の一部を貸し出して収益を得ることができます。一般住宅とは大きく異なりますので、一般住宅の建築会社を選ぶ感覚でハウスメーカーを比較すると、失敗するリスクが高まります。そこで、ハウスメーカーを比較する際に知っておきたい注意点を以下にまとめました。

  1. 建築費が高く設定されている
    広告費、展示場の出展費、運営費などは、建築費に上乗せされます。また、他社と差別化するために、グレードの高い材料や設備を使用するところもあるため、建築費が高く設定される傾向にあるのです。
  2. 賃貸ニーズの調査が弱い
    賃貸経営を成功させるには、賃貸ニーズを綿密に調査する必要があります。なぜなら、賃貸ニーズにあっていない間取りや設備の賃貸併用住宅を建ててしまうと、入居者が決まりにくくなってしまうからです。ハウスメーカーによっては、賃貸ニーズの調査を事前に行わなかったり、調査が甘い状態で賃貸併用住宅の建築を推し進めるケースがありますので、注意が必要です。
  3. 土地の調査が弱い
    土地の調査では、その土地に建物が建てられるか、建てるとするならどれくらいの規模になるのか、土地の値段と相場、家賃相場などを調査します。問題を抱えていたり、利便性が悪かったりする土地もありますので、そういったことがないかどうかも調べなければなりません。しかし、そこまで考慮して土地の調査ができるハウスメーカーは少ないのが現状です。
  4. 賃貸管理を別会社が行うため賃貸のノウハウ・実績が少ない
    「賃貸管理にも対応」と謳っているハウスメーカーでも、大半は別会社が管理を行っています。このような場合、ハウスメーカーと管理会社の間で情報が共有されず、ハウスメーカーの営業担当者が、賃貸に関するノウハウを持たないまま賃貸併用住宅の建築が進められることがありますので、ご注意ください。
  5. お客様の希望を優先し、入居者のニーズを取り入れない間取り・設計になる
    賃貸併用住宅の賃貸部分は、入居者が入りやすいように、ニーズにあわせた間取り・設計にする必要があります。入居者ニーズにあわせた間取りや設計の提案ができず、お客様の希望を最優先するハウスメーカーには注意が必要です。

ハウスメーカーは、どこも「家を建てる」というところに強みがありますが、賃貸に関する実績には大きく差があります。その点を注意しながら比較検討されるとよいでしょう。

成功するためにはハウスメーカー以外も検討してみましょう

ハウスメーカーの注意点には、建築後の賃貸経営に関わるものも含まれているため、その内容に驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。もしハウスメーカーにこだわりがないのであれば、他の会社もご検討されることをおすすめします。

ただし、ハウスメーカー以外の会社を比較検討するとなると、また一から探すことになるため、労力がかかってしまいますよね。それでも、「大手だから大丈夫だろう」「もうここでいいや」と、いい加減に会社を決めてしまうのは危険です。建ててから後悔しないためにも、しっかりと調べましょう。

ここで、ハウスメーカー以外で賃貸併用住宅を取り扱っている会社として、弊社のはたらくおうちをご紹介します。はたらくおうちは、賃貸併用住宅を専門に取り扱う会社です。ハウスメーカーと異なるのは、賃貸ニーズの調査から建築後の賃貸管理まで、責任を持って弊社が対応しているところです。

営業担当は、建築だけでなく賃貸に関するノウハウが豊富ですので、賃貸併用住宅について気になっていること、不安に感じていること、何でもご相談いただけます。もし、ハウスメーカー以外で比較検討されたい方は、はたらくおうちをご検討ください。

賃貸併用住宅に強い会社を探したい人必見!比較検討するときの4つのポイント

「賃貸併用住宅に強い会社を探したい」「ハウスメーカー以外の会社と比較したい」という方に向けて、ここからは比較検討するときのポイントをご説明します。

▼比較検討するときのチェックポイント

  • 土地の調査に長けているかを確認する
  • 賃貸管理を別会社や子会社に委託していないか確認する
  • 賃貸管理の実績やノウハウを確認する
  • 住宅展示場でモデルハウスを見学しても即決しない

上記のポイントをまとめると、家を建てることだけにフォーカスせず、賃貸経営についてもあわせて考慮する必要があることがご理解いただけるのではないでしょうか。それでは、会社を比較検討するために、各ポイントについてより詳しく見ていきましょう!

①土地の調査に長けているか

土地の調査に長けているかという点は、賃貸併用住宅を成功させることにも大きくつながる重要なポイントです。なぜなら、賃貸ニーズのない土地に建物を建てても、入居者が決まりにくいからです。せっかく賃貸併用住宅を建てても、入居者が決まらなければ収益を得ることができません。もし、家賃収入を住宅ローンの返済に充てる計画である場合、家賃収入がなければ返済計画が崩れてしまいます。

また、ご自身で見つけた土地の中から選びたいとおっしゃるお客様もいらっしゃいましたが、改めて弊社で精査すると、賃貸併用住宅には適さない土地であることがほとんどでした。

それほど賃貸併用住宅の土地の調査は難しく、専門的な知識や情報、そして目利きが重要となります。また、土地はすぐに売れてしまいますので、2〜3日でそれらの調査ができるスピード感も大切です。

入居率を決めると言っても過言ではない土地の調査ができるか、という点は会社を探す上で最も重要と言えるでしょう。

②別会社・子会社に賃貸管理を委託していないか

賃貸管理を他の会社に委託しているのは、ハウスメーカーに限ったことではありません。委託している場合の問題点は、営業担当者やプランを設計している人が、賃貸ニーズを理解していないことです。

賃貸併用住宅は、先述したように建てるだけでは成功しません。綿密な土地選び、入居者のニーズにあわせた間取り・設計を行う必要があります。そのためには賃貸ニーズの理解が必要となりますが、賃貸管理を委託しているとニーズや専門的な知識の共有ができていない可能性が高いです。

はたらくおうちは、土地の調査も管理も責任を持って対応しているため、賃貸ニーズへの理解が深いスタッフが担当します。賃貸管理を別の会社に委託していると対応できない範囲まで、丁寧にサポートできるところが弊社の強みです。

③賃貸管理の実績・ノウハウがあるか

賃貸管理の実績やノウハウがあるかどうかは、意外に見落としがちです。建物の面積や階数、工法、間取りなどの、建築事例を掲載している会社は多いですが、家賃収入、月々の返済額、実質支払額など、賃貸に関わる部分の事例を掲載しているところは少ないからです。

賃貸管理の実績・ノウハウがあるのかという点を調べるには、先述した他社に管理を委託していないかという点もチェックするとよいでしょう。また、会社によってはHPやパンフレットなどに賃貸に関する事例を載せていますのでそちらを確認されるか、もしくは説明会などに参加して直接事例を聞いてみるのもよいでしょう。

はたらくおうちは、賃貸管理を自社で行っているため、これまでのノウハウが蓄積されています。実績は弊社HPでもご紹介しておりますので、そちらもぜひご覧になってください。

はたらくおうちの事例はこちら

また、まだ賃貸併用住宅について調べ始めたばかりだという方は、はたらくおうちが出版している書籍がおすすめです。賃貸併用住宅を検討する際に身につけておきたい知識や購入の流れについて、具体的なプラン例を挙げながらわかりやすくご説明しています。


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④住宅展示場でモデルハウスを見学しても即決しない

住宅展示場では、実際に建物を見ることができ、品質を確かめたり、イメージを高めることができます。
このような良い面もありますが、たくさんのモデルハウスを見学すると、思っている以上に疲労が溜まります。疲れたところで、担当者の営業トークを聞くと、「もうこれでいいや」と深く考えずに即決してしまうことがあるのです。

もし、どうしても住宅展示場へ見学に行きたいとお考えであれば、「絶対に即決しない」と心に決めてから行きましょう。

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「今決めていただくと設備のグレードが無料になります」

といった、その場で即決したくなるような話を聞いたとしても、一度家に持って帰りましょう。特に、賃貸併用住宅の取り扱い会社について調べるのはあとにして、とりあえず住宅展示場に行ってみようという場合は、物件やキャンペーンに惹かれて即決しやすいので注意が必要です。もし見学に行かれる際は、ある程度会社を調べておき、あくまで比較検討するための情報を得るために来場されるとよいでしょう。

はたらくおうちは土地探し〜賃貸管理まで一貫対応!実績・ノウハウも豊富です

土地探しから賃貸管理まで対応している賃貸併用住宅専門の会社はまだ少ないため、大手のハウスメーカーの方が比較しやすく、安心できると思うでしょう。しかし、ハウスメーカーで実際に相談したところ、不明確なところがあったり、建築費が高すぎたりと、納得できない部分があって弊社へご相談される方もいらっしゃいます。

では、ハウスメーカーとはたらくおうちを比較するとどのような違いがあるのでしょうか。大きな違いは、賃貸管理に責任を持っているかどうかという点です。もし、管理会社に委託しているハウスメーカーで賃貸ニーズのない土地に建ててしまった場合、入居者が決まらなくても、それは管理会社の責任にはなりません。管理会社がその土地を選んで建てたわけではないので、責任を問うことはできず、想定していた家賃よりも安い賃料で貸し出すことになるのです。

対してはたらくおうちは、建築だけでなく賃貸管理にも責任を持って全力で対応いたします。徹底した賃貸ニーズの調査を行うため、「入居者が決まらなかったらどうしよう」「収支計画が崩れたらどうしよう」といった不安を抱えることなく、安心してお任せいただけます。

プランニングを行う際は、お客様が「賃貸併用住宅を購入して何を実現したいのか」をじっくりとお伺いします。そのお話をもとに、エリアの選定や賃料の設定などを行い、お客様の将来の夢や目標が実現できるよう全力でサポートいたします。

はたらくおうちでは、住まいの未来相談も実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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