賃貸併用住宅の購入プランを7つのプロセスに沿ってチェック!
マイホームでありながら、建物内に賃貸部分がある賃貸併用住宅。
賃貸併用住宅を購入するのは難しいのではないか?と考えてしまいがちですが、
新築の戸建て住宅を購入するのと大体のプロセスは同じです。
土地選びに始まり、建築プランの作成、住宅ローンの申し込み、
建築工事などを経て、賃貸併用住宅が完成します。
ここでは賃貸併用住宅のプラン例をご紹介し、
購入から賃貸管理までを7つのプロセスに分けてご説明します。
賃貸併用住宅の具体的なプランを知りたい方や、
購入までの過程とその後の賃貸管理について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸併用住宅のプラン例
3階建て・賃貸2戸の事例
上の例は1階と2階の半分を賃貸物件にし、
2階の半分と3階をオーナーの自宅にした賃貸併用住宅です。
賃貸部分はワンルームと1LDKが1戸ずつで、それぞれ単身者とカップル向けになっています。
オーナーの自宅は2LDKで、リビングや浴室、洗面所などを3階に配置し、
生活音が入居者に聞こえないように配慮したプランです。
賃貸併用住宅の購入から管理まで
ここからは賃貸併用住宅の購入とその後の管理を、大きく7つの段階に分けてご説明します。
<賃貸併用住宅の購入から完成まで>
①自己資金の確認
②土地の選定
③賃貸併用住宅のプラン作成
④住宅ローン審査
⑤建築会社の選定
⑥着工から完成・引き渡しまで
⑦入居とその後の賃貸管理
①自己資金の確認
まず、どのくらいの自己資金があるかを確認しましょう。自己資金の額によって、
住宅の予算の上限が決まります。
住宅を購入する場合、不動産会社で収入や貯蓄を元に住宅ローンの試算を行ってもらうのが
一般的です。なお、銀行によって審査の条件が違うため、
住宅ローンの金利や審査の通りやすさも違うといわれています。
そのため、自分に有利な条件で住宅ローンを組める銀行を見つけることが重要です。
金融機関を選ぶ際にも、賃貸併用住宅の融資付けを行ったことのある、
経験豊かで信頼性の高い不動産会社に相談することをおすすめします。
②土地の選定
予算が決まったら、土地の選定に入ります。
土地選びの際には、敷地面積を始め、建ぺい率や容積率、周辺環境などから、
賃貸併用住宅の条件に合った土地かを判定します。
現在は不動産情報サイトなどが充実していますが、実際に現地を訪れて、
納得できる土地かどうかを確かめることも重要です。
実際に行ってみると、駅や周辺施設までの距離感や雰囲気など、
不動産資料やインターネットの情報からは把握できないこともつかめるでしょう。
オーナーが納得できる土地が見つかれば、「賃貸併用住宅の設計プラン」や
「住宅ローンの事前審査」を進めます。
③賃貸併用住宅のプラン作成
土地が決まったら、賃貸併用住宅の設計プランを作成します。
自宅部分はオーナーの好みを尊重して設計することも可能ですが、外観や賃貸部分の間取りなどは
入居者に配慮した設計を行うことが重要です。
賃貸併用住宅が成功するかどうかは、この設計プランにかかっているともいえます。
ハウスメーカー・工務店に関わらず、賃貸併用住宅に詳しい設計士にプランを作成してもらうことが
必要不可欠です。
④住宅ローン審査
次に、住宅ローンの事前審査、土地の購入、建物のプラン作成などを進めます。
賃貸併用住宅の売買契約の際に、住宅ローンの事前審査の結果を提出することが多いため、
これらはほぼ同時に行います。
住宅ローンの事前審査が通ったら本審査が行われ、
本審査通過後に金融機関と住宅ローンの契約を結ぶという流れです。
また、賃貸併用住宅購入にあたって住宅ローンを利用する場合
金融機関によって多少の違いがありますが、一般的に以下の条件が適用されます。
【賃貸併用住宅の借入条件※】
- 賃貸併用住宅の場合、建物の敷地面積の50%以上がオーナーの住居でなければならない。
- 住宅ローン借り入れの際には、信用保証会社の利用や団体信用生命保険への加入が必要になる
※金融機関によって異なる
⑤建築会社の選定
続いて、建築会社の選定に取りかかります。
ハウスメーカーや地元の工務店などに依頼しますが、どちらに依頼するかもポイントです。
一般的に工務店のほうがコストは抑えられることが多いものの、
ハウスメーカーと工務店では得意分野が違います。
また、一口にハウスメーカー・工務店といってもさまざまな建築会社があるので、
比較検討した上で慎重に選びましょう。
大切なのは、その建築会社に賃貸併用住宅を建てるノウハウがあるかどうかです。
間取りや防音対策など賃貸併用住宅独自の注意点を疎かにすると、
住み始めてからトラブルが発生しやすくなります。
そうならないためにも、建築会社の選定は慎重に行いましょう。
⑥着工から完成・引き渡しまで
建設予定地の地盤調査を行った後、地鎮祭を行います。
地鎮祭は工事の安全・建物が堅固であることを祈願するものですが、
最近では省略することも増えています。
その後、必要な場合は地盤改良を行い、基礎工事、上棟などを経て賃貸併用住宅が完成します。
木造住宅の場合、建築にかかる期間は通常約6ヶ月ほどです。
完成後は、家の鍵をオーナーが受け取って引き渡しが完了します。
⑦入居とその後の賃貸管理
入居後、オーナーは賃貸物件の入居者募集や賃貸管理を行います。
ただし、賃貸併用住宅のオーナーは他のお仕事をしている方が多いため、
ほとんどの場合、管理会社に賃貸管理を委託します。
そのため、賃貸経営を成功させるポイントは、入居者の方に長い期間入居していただけることに
重きを置いている、信頼できる管理会社と契約することといってもよいでしょう。
入居者が快適に住める環境を維持し、長期契約につなげるためにも、
管理会社の選択は慎重に行うべきです。
迷ったら、【はたらくおうち】にご相談を!
賃貸併用住宅を購入する際には、土地選びや入居者が決まりやすいプラン設計、
住宅ローンの審査など、やるべきことがたくさんあります。
また、一般の戸建て住宅と違い、入居者に配慮した間取りにすることが必要不可欠です。
オーナーと入居者の双方が満足できる賃貸併用住宅を建てるためには、
必ず専門家に相談してアドバイスを受けましょう。
しかしながら、賃貸併用住宅の実績がある不動産会社は、まだそれほど多くはありません。
賃貸併用住宅を扱っていても、
土地のある方を対象に賃貸併用住宅のプランをたてることが多いため、
土地選びの段階からサポートしてくれる不動産会社は非常に稀といえます。
そこで、覚えておいていただきたのが、賃貸併用住宅を専門に扱う【はたらくおうち】です。
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・【はたらくおうち】完成後、賃貸管理のすべて(入居者募集、家賃集金など)
上記のように、「賃貸併用住宅の購入」まではもちろん、
その後の賃貸管理もしっかりバックアップいたします。
賃貸管理に不安があっても、【はたらくおうち】に任せていただければ、
オーナー様は月ごとの収支報告書を確認するだけですみます。
【はたらくおうち】は、賃貸併用住宅提案会社の満足度調査で1位になった実績※もありますので、
賃貸併用住宅の購入を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
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